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肘を曲げてこれを枕とする

子曰く、疏食(そし)を喰らい水を飲み、肘を曲げてこれを枕とする
楽しみまたその内にあり

不義にして富み且つ貴きは、我において、浮雲の如し。

*粗末な食事をして水をのみ、肘を枕にして寝る。そんな質素な暮らしの内にも十分楽しみはあるものさ。
不正なことをして金持ちになり、高い身分を得るようなことは、私にとって浮雲のように無縁なものだね。(中村伸幸さんの解釈、心に響く論語 ナガオカ文庫)

論語のなかで、好きな言葉の一つである。中でも「肘を曲げてこれを枕とする」というところがいい。
なにも持たない人間は肘を枕とするか、なにかそこにある堅いものでも枕とするほかはない。
それでも眠りは眠りで、ひと眠りすれば元気が出る。そんな矍鑠とした体を持っているのがありがたい。

私はここのところが好きで、後段の不義にして云々は無くてもいいような気がする。

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